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「#乳がんになったら着物」タグ誕生秘話

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乳がんになってもおしゃれしたい、なら着物が最適なはず。
最近の私の主張はこれ一本です。


今年乳がんが見つかりました。

ステージ1の浸潤がんの状態で、がん細胞を取りきるまでに結局三回手術を受けました。
ありがたいことに全摘は避けることができ、少し小さくいびつにはなりましたが、とりあえず温泉でびっくりされないくらいには残ってます。

たかが胸、されど胸。
やっぱり洋服の時は、胸の形が出る衣服はやっぱり少し気になるかなあという感じで、すっかりゆるゆるシルエットばかりになってしまいました。
お洒落気分ももう一つ上がらないのが正直なところ。

そんな時、はたと気づきました。
着物、胸はあんまり関係なくない?
むしろペチャパイ、寸胴が推奨される世界です。

さらにはいつもこのブログで言ってますが、着物は着ているだけでほめられる衣装。
鮮やかな柄ゆきも色も気分を上げてくれるし、リンパあたりを切ってちょっと動きに支障を与えても、むしろゆったりした動きが優雅に見えること請け合いです。
日本人だけでなく海外の方だって、エキゾチックでサイズを選ばないドレスは喜ばれるに違いない。


思いついたが吉日。
 #乳がんになったら着物 タグを作ってみました。
こういうことを叫ぶことで誰かの気づきになったらいいし、もし着物屋さんなどで賛同いただける方がいたらぜひご連絡頂けたら嬉しいです。




とりあえずできるところから、動いてみます。


ここからはメッセージ:

If you are a breast cancer survivor and grieve your breasts, I recommend Japanese Kimono.  Kimono, a traditional Japanese costume, doesn't expose the silhouette.,and very beautiful dress. Please contact me if you are interested. I'll help you.

もしあなたが乳がんサバイバーで胸について悲しんでいるなら、着物がおすすめです。日本の伝統の衣装である着物はシルエットをむき出しにしませんし、何よりとても美しい衣服です。もし興味があればご連絡ください。



WEBメディアでサバイバー体験記連載中です。
「50代。乳がんサバイバーになりました。」

#乳がんになっ…

着物の時は歩き方を変えるべし。

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着物の時、なんなら浴衣でもいいんですが、やたらと歩いていると裾がめくれてしまう、という現象に悩んでいる人はいませんか。

その悩み、歩き方ですんなり解決しちゃうんです。


着物だと重心の位置が変わる
実は体の動きって洋と和では重心の位置が違うんです。
クラッシックバレエみたいな洋物と、狂言なんかの和の文化の動きを比較してみるとよくわかると思うのですが、和の場合、膝をちょっと落として重心を下げます。そして平行的に動いて、体をあまりねじりません。腰を落としているので、ちょこまかとしか歩けません。膝で歩く感じです。

反対に洋の場合、背筋を伸ばし、腰のあたりに重心がきます。体をねじる動きが多いから、自然にそうなるんですね。
それに、腰から動くので膝を曲げずにどちらかというと大股になります。洋装で膝を落としてとぼとぼ歩いているのがすごく恰好悪く見える理屈です。



着物ではこうやって歩くといい
靴の記事でも書いたけれど、つまり洋服の靴と下駄や草履で歩くのは、そもそも歩く方法が違うってことなんです。これを応用すると、膝をちょっと落として膝からちょこまか歩けばいいってことになります。

そうすると、アーラ不思議。手で押さえてなくても裾がめくれません。走っても大丈夫。(大股ではなく膝でね)
コツは上半身をまっすぐにして垂直に膝を落とすように意識すること。
そのまま水平移動する感じを意識すること。
これで、ものすごく着物の動きがきれいになりますよ。


着物を着るなら、鼻緒と仲良くしよう
ついでにいうと、その時、鼻緒を足の親指とひとさし指でぎゅっと挟んで、ほんの少し地面をするように歩くと鼻緒ずれも起こしにくいです。
この歩き方も膝を落とさないとできないので、まとめて一緒にぜひ試してみてね♪



あなただけの普段着物コーデ、おつくりします。

着物に洋服の靴はむしろ疲れるというお話。

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草履や下駄が痛い
草履や下駄が苦手という方、多いと思います。
特に鼻緒のところは靴擦れ?しやすいし、着物は着たいけどあれがネックという人も、ひそかに多いんじゃないかなと踏んでます。
高いヒールなどでも同じですが、足が痛いってかなりメンタルにきますよね。着物は着たいけど足元はスニーカーじゃダメ?とか、つい思っちゃったりね。

今では二枚歯の下駄でも走れるようになった私でも、バンドエイドが欠かせなかった時代も長かったです。今だってやっぱり可能ならスニーカーの方が楽だと思いますし。

だから、その気持ちはよーくわかります。白状すると、着物に洋装の靴をどう格好良くあわせるか、っていうのも密かに研究しました。だからこそ言います。
着物の時に洋装の靴はむしろ疲れる、やめた方がいいんだ、って。


着物にブーツ、ばっちりと思ったけど以前、奈良に遊びに行った時です。いつも通り当然着物で行くことは決めていたものの、旅行中の天気予報はずっと雨の予報。さらには広い春日大社を歩き回る予定だったので、舗装路じゃないのもネック。

はたと考えた末に、はいからさんのごとくブーツをあわせていくことにしました。
少し短めに着付けた着物に、黒の編み上げブーツ。我ながらナイスアイディア!と思ったんです、その時は。

結論から言います。なぜかすごーく歩きにくいんです。そして疲れる。

普段は手で押さえなくてもめくれたりしない前の裾も、巻きスカートのごとくぴらぴらめくれて襦袢が見えてしまうし、なんだか無茶苦茶不快ですっきりしない。

なぜだろう、ずっと旅行中考えていて、はたと気づきました。

あ・る・き・か・た、が違うんだ!!!
着物の時は、大股では歩きません。少し腰を落として重心を下げ、膝からちょこちょこ歩くようにすると、裾もめくれないし、歩く姿もきれいです。草履や下駄なら、鼻緒をひっかけて地面をするような歩き方になるので、おのずからそういう形になります。

でも、洋装の靴は、比較的大股で腰から歩きますよね。でも着物だとそれができないんです。きちんと着付けていればいるほど、腰回りはしっかり固定されているので、腰から歩くことが難しい。

さらには、靴では下駄のように擦るような歩き方はできませんし、裾つぼまりの着物に合わせて中途半端な歩幅になると自然に歩けない。そう、それが疲れの原因だったのです。

そうか、下駄や草履がああいう形状なのは、着物という衣服にあわせて…

半幅帯は浴衣用だけにあらず。

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半幅帯は浴衣用だけじゃない
半幅帯って、浴衣のイメージが強いですよね。
なんとなく浴衣以外に使っちゃいけないみたいな。
そんなことありません。
普段着のウールや木綿、正絹や献上などの半幅帯なら小紋にだって、フォーマルな意味での「和服」でなければ普通に使っていいんです。そもそも単なる帯の種類、でしかないんですから。

浴衣とセットで売ってるのがメジャーなせいか、裏表色が違うぺらっとした帯しかイメージにない方も多いみたいですが、あれはあくまで浴衣用の単帯。着物と同じで裏のついてる、もっとしっかりした半幅帯はたくさんあります。


私が使っている半幅帯いろいろ

私のヘビロテ帯二本。木綿です。シーズン問わず使います。


こちらもかなりの登場回数の博多献上の半幅帯。浴衣からウール、小紋にだって使います。

博多献上は織り方の名前で、ハリがある生地は形が整いやすく初心者にも扱いやすく人気があります。布を半分におって縫ってあり、袋状であることから小袋帯とも呼ばれます。


アンティークの帯を崩して半幅帯にしたもの。昔はお気に入りの着物が傷むと帯にしたりして長く愛用する人も多かったんです。今でいうリフォームですね。

なにより、半幅帯は、結ぶときに仮紐も不要!帯揚げと帯締めがなくてもOK!
慣れれば本当に簡単なんですよ。


普段着物には半幅帯がおすすめ!
結び方だって、文庫だけじゃありません。お太鼓みたいに結ぶことだってできます。

 角出し風

 貝の口
(出典:半幅結び 小久保美代子) ↑意外と自分の後ろ姿の写真を撮っていなかったので、愛読している本から写真を拝借しました。
角出しなんて一見名古屋帯と見分けがつかないとは思いませんか。上でご紹介したような、シックな半幅帯で結べば、お食事会くらい余裕です。

自分にあった結び方をいくつか見つけたら、それだけ覚えちゃえば普段着物生活には困りません。面倒なら毎回適当でもOK(笑) 帯って別に〇〇結びっていうのにとらわれなくていいいんですよ。スカーフだってそうでしょ?

ベルトじゃないんだから、緩んでこなければいいのですから。


半幅帯は着物界のデニムみたいなもの
結ぶのも楽ちん、そしてやろうと思えば色々な楽しみ方もできる、半幅帯は普段着物の最強の味方。例えていえば着物界のデニムみたいな感じかな。

是非お気に入りの一本(できたら二本)をあなたの着たきり雀セットに加えてみてくださいね。それだけでバリエーション…

実は付け帯は難しい。

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着物を着ようと思ったときのネックのたぶん90%以上は帯結びでしょう。
帯結びできない=自分は着物が着れない、と思っている方はかなりいらっしゃるように思います。


付け帯の誘惑
そんな初心者が着物を着ようと思ったとき、まず手を出してしまうのが「付け帯」です。 浴衣用の安価な「付け帯です!」って主張しているようなものはさすがに論外としても、古着でも意外と付け帯って見つかりますし、手持ちの帯を付け帯にしてくれるサービスなんかもあって、これだ!って思ってしまうんですよね。
あの面倒な帯結びに悩まなくていいなんて!
と思うと、本当に便利に感じてしまう。うん、よおーくわかります。


付け帯には色々な形状がある
 付け帯色々
お太鼓部分と胴の部分が分かれているタイプ。
 一体型。黄色いのは半幅帯。
 きらきらの洋服地で作られているこんなものも。


他にも、お太鼓部分も一枚布で、普通の帯結びのように後ろのは結ぶタイプまで色々な種類があります。



付け帯は、上級者になってから使おう なにを隠そう、実は私も最初は「付け帯があれば楽ちんだよね!」って色々買い集めました。
上の写真でお分かりのように、結構持ってます。

でも、だからこそ言います。付け帯は初心者にはむしろ難しいって。
理由は簡単です。着姿がきれいに決まりにくいから。

さらには普通に着つけたときとは違う、あり得ない形に崩れてきて恰好悪いからです。
着物は折り紙みたいに、一枚の布を折って体に沿わせる衣服です。それをパーツパーツで身に着けると、あり得ない場所に結び目が来たり、変なところに帯締めが通ったりしてしまう事故が起こります。それをクリアするにはむしろ着付けや帯結びの知識が必要だったりします。

それに、布を折りたたむことで、重なる部分の摩擦があるから、ギューッときつく結ばなくても崩れにくいのです。
でもばらばらにパーツで身に着けるとその摩擦が少ないので崩れやすくなっちゃう。普通なら帯の布で巻き付けるところがせいぜい紐なんですから、さもありなん。すぐに緩んできます。その着姿をきれいに直すにもテクニックと知識がいります。

ちょっと乱暴な例かもしれませんが、ワンピースと、シャツとスカートとの違いみたいな感じです。スカートだけくるくるっとずれたりすることはあっても、ワンピースではないですよね。
それにウエストとかすっきり見せるには結構テクニックがいりませんか。そんな感じです。


着物に慣れ…

着物を着るとき、下着どうする?

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悩む着物の下着問題
着物の下には何もつけないってほんと?、とたまに聞かれます。
ご心配なく、ちゃんとつけてます(笑)

確かに昔昔は、今のような機能性下着もないし、お尻にラインがくっきりするのは美しくないからと、まことしやかにささやかれていた時期はあったようですが、そんなの風邪ひいちゃいます。 そもそも今の下着って優秀だから、パンツのラインを気にするのと同じように考えれば全然OKです。あとはあんまりギューギュー着つけないことですね。

着物でノーブラはあり?
同じ下着問題。上側はどうしましょう。
これもよく聞かれます。
白状すると私は基本ノーブラです。和装ブラを推奨する方も多いしそれもいいと思うんですが、私は上半身が結構がっちりしてるので、和装ブラはあまりあわないようで、つけないほうがすっきり着つけられるんです。

もちろんあう人はつけた方がいいです。なぜならきれいに胸を「つぶしてくれる」から。
洋服用のブラとかブラキャミって、胸が前に持ち上がる形状でしょう?これだと、気をつけないと全体がXラインになりがちなんです。
こちらとかこちらに書いた、いわゆる”女郎さん着付け”です。もう一度読んでみてねw)


洋服用を着物に流用する時の注意
とはいえ、肌襦袢は綿が多いので、直接着ると汗をかいたときに冷えたりすることもありますし、心もとないのは確か。そんな時、今まではユニクロのサラファインとかエアリズムなんかを試したりしてたのですが、洋服用だとどうもおさまりが悪いんですよね。

でも最近いいモノ見つけました。これです。
キレイラボ
http://www.kireilabo.com/lineup/
(アフィなど仕込んでいないので、安心してクリックどうぞw)

この中の「完全無縫製インナー(ひんやりと軽い)」はさらさらしてて汗をかきそうな時にぴったり。あげて寄せてタイプでもないし、カップも取り外せるから、私は外してつけてます。ゆるゆるのさらし感覚です。

無縫製だから紐で痛くなるってこともない。浴衣なんか、襦袢着ないからノーブラってわけにもいかないこと多いからいいんじゃないかなー。

もちろん他のキャミとかでも大丈夫です。シルエットだけ気を付けてくださいね。いわゆるよせてあげてはだめです。できるだけ”ペチャパイ”になれるかどうかがキモ!

ブラをつけるかつけないかはその人次第。いろいろ試して自分に一番あったシルエットを探してみてくださ…

着物のサイズを自分でチェックする方法。

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着物の寸法について知ろう
いくらサイズはアバウトでいいとはいえ、ある程度のサイズチェックはやはり必要。 それに親子だと、比較的体形やサイズ感が似ていることが多いのですが、おばあちゃんの着物などは注意が必要。なぜなら、二世代くらい違うと、そもそも身体の大きさが現代人と全然違ったりするから。
というわけで、まずは着物の各寸法について。

まず覚えるべきところは三つです。「①身丈(背から)」、そして次に「②裄」と「③前幅+おくみ幅」です。他にも色々ありますが、それは着物を仕立てる時に覚えればよし、今はこの三つでOKです。


着物の短い身丈をカバーする方法
一つずつ説明していきますね。
まずは「①身丈」から。
女性の着物がある程度アバウトなサイズで大丈夫なのは、おはしょりがあるからです。帯の下に出ている部分、腰のあたりで一度折って、長さを調節するところです。
(ちなみに男性の着物にはないので、男性は着物サイズは自分の身長にぴったり合わせる必要があります。)

だいたい帯の下に見えるところが5~10cm弱が一番綺麗なので、帯に入れ込む分を含めてだいたい30cmを身丈にプラス。これが、着物の丈は身丈+30cm(頭の分)=身長と同じ長さが必要、と言われるゆえんです。
確かにこれだけ身丈があれば綺麗に着付けもしやすいのは間違いないのですが、特に最近の若い方は背が高い人が多く、古着だとそうそううまくはいきません。

でも、ご安心を。おはしょりの長さと腰紐の場所(=折る場所)を着る時に調整すれば身丈がそれより小さくても大丈夫なのです。
(例えば、私は身長167cmですが、身丈157~8cmもあれば余裕です。)

理屈はこうです。
普通は腰紐はだいたいウェストよりちょっと下あたりで締めます。が、身丈が足りない場合はこれを腰骨あたりの部分にまで下げます。そうするとこうなります。

そうです、それだけ必要な幅が減るのです。

こう考えると、頭の部分がだいたい30cmとして、身長-30cm+おはしょり分20cmもあればいいわけです。私だったら158cmあれば充分なのが判っていただけますよね。
注意点は、帯の下に入るおはしょりの部分がほぼなくなるので、着崩れしやすくなることと、おはしょり部分が浮きやすくなること。 着つける時にできる限り平らにならすことを意識して、最初は鏡を見かけた都度、自分の着姿をチェックするといいと思います。

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