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着物は年齢関係なく長く着れる、なんて幻想です

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若いうちにしか
着れない着物はある。
くやむ前にがんがん着ておこう。
着物は一枚あればずっと着られるの?
着物は歳を重ねてもずっと着れるので、どうせならいいものを購入しましょう、みたいな話を耳にしたことはありませんか?

確かに着物って洋服に比べるとサイズ感はゆるやかだし、おばあちゃんやお母さんの着物も、身長問題があまりに大きくなければ着れます。リサイクルも盛んですし、ある意味タイムレスな衣装として認知されているんじゃないかと思います。

でも、実はそうでもないんですよね。


若いから、とかわいげ着物を勧められる理由
例えば、茶道のお稽古をしていらっしゃる方なら、最初の一枚として小紋とか色無地をあつらえることが多いのではないかと思います。その際に「若いうちしか着られないんだから、明るい色がいい」みたいに勧められませんでしたか?
自分が紬みたいなシックなものが着たいのに、やたらかわいらしい感じのを勧められたとか、割とよく聞くような気がします。

これ、別にご年配の方が若い人に期待して言うんじゃないんですよ。本当に、若いうちしか着れない色柄、あるんです。例えば、色無地なんて鮮やかな色合いのものは、アラサーアラフォーになると似合わなくなります。リサイクル店にある色無地ってローズピンクとか多いでしょう?

別に、鮮やかな色柄だって年齢を重ねて着ちゃいけないわけじゃないですよ。そんなルールもないですし。
でも、人によっては(例えば私)かなり痛々しくなるので、できたら避けたほうが無難だと思います。
あわせる帯である程度トーンを落とすことも可能ですが、それでも限界はありますから。

ついでに言うと、袖も長めは似合わなくなります。
歳をとったからと袖を短くする方も実際にいらっしゃるくらいです。(余談ですが、袖丈は身長や年齢に合わせて調整するのが普通です。49cmに決まってます!なんていう呉服屋さんに頼むのはやめましょうね。)

帯位置も胸よりも下げた方が大人っぽいです。着物でも若作りってあるので気を付けたいものです。
レースやフリルよりむしろイタく見えちゃうから。

着物はその一枚を変化させることができるもの
なにを言いたいかというと、年齢によって着られなくなる着物があるので、着ておいた方がよいということです。
特に鮮やかな色合いやかわいい文様のものは、着れない時期になってから着ておけばよかったなあ、なんて思っても後の祭りです。
大事に…

着物は高い?それとも安い?改めて考えてみる。

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ちゃんと準備すれば、着物は安い。
その後にヌマ(沼)が待ってるけどね(笑)
着物は高い?安い?
着物は高いのでしょうか、安いのでしょうか。

twitterでもこの議論は定期的に盛り上がっていたりしますね。改めて考えてみました。

最初は高いと思っておくほうがいい
いろんな意見があることは承知で言います。
基本的に着物はそこそこ高いもの、とはじめは考えておくほうがよいと思います。

なぜなら、着物は「着物と帯」だけでは着れないからです。(現代風に洋服とMIXする方法もありますが、今回は割愛します。)

そうすると、色々必要なのです。いわゆる専用グッズを襦袢、肌着、半襟、帯締め、帯揚げ、下駄や草履、帯まくら、クリップなどなど。普通に着物を着ようと思ったら、最初はそれなりにそろえなければいけません。これが結構馬鹿にならない。それで「あれ?高いんじゃない?」ってなりがち。

基礎ができればあとは簡単
でも、心配しなくても大丈夫です。

高いと感じるのは最初だけです。
一旦、ひととおり着られる環境とグッズをそろえてしまえば、フォーマル以外ほぼどんな着物も着られます。

例えていえば、1本自分にあうデニムがあれば、トップスはユーズドのTシャツでもシルクのブラウスでも着れるでしょう。そんな感じです。

そういう意味でも、私はまずは自宅や実家を探索して使えるものを探すことを推奨しますし、それを元に「着た切り雀セット」の製作を力いっぱいおすすめしているのです。

基本の「着た切り雀セット」があれば、後はそれをベースにしていろいろ楽しめます。
着物を着れるようにさえしておけば、数百円数千円のリサイクルや頂く着物で簡単にやすーく着物ライフが楽しめるわけです。

これがいわゆる着物ラバーによる「着物は安いよ」の正体だと私は思っています。

→「着た切り雀セット」についてはこちらの記事でどうぞ



あなただけの普段着物コーデ、おつくりします。

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